【茨木市】プチ・プランスのダブルシュークリームが3月末で終売に。令和の”新・おやつ菓子”とは?!
お菓子のキッチンスタジアム「プチ・プランス」から、驚きのお知らせが出ていました。
なんと、長らくプチ・プランスの看板商品だった「ダブルシュークリーム」の販売が終了するとのこと・・・!
「なぜ」「どうして」と理由が気になって、お店の方にお話を伺いました。
プチ・プランスのファンを魅了する”おやつ菓子”

プチ・プランス茨木春日店
プチ・プランスのダブルシュークリームといえば、しっかりと焼かれた食感のよいシュー生地とアーモンドの香ばしさが特徴で、

1個216円(税込)
中にはカスタードと生クリーム、2種類のクリームが入っているという贅沢だけど身近な”おやつ菓子”です。

底までたっぷり入ったクリームがたまりません
プチ・プランスのおやつ菓子とは、プリンやプチフロマージュなど手軽に楽しめる定番商品のこと。
食べやすいサイズで手軽に買える価格ではありますが、実は時代やお客様の嗜好に合わせて定期的に味の見直しを続けながら”長年変わらずに販売している”、お店の顔ともいえる商品です。
そんなおやつ菓子のひとつであるダブルシュークリームが終売と聞いて、驚く方は多いのではないでしょうか?
ダブルシュークリーム販売終了のわけ
今回ダブルシュークリーム終売の決め手となったのは、2023年10月に新登場した「カスタードパイ」の存在です。

1個281円(税込)
プチに通っている方なら知っている&食べたことがあるかもしれません。
焼きたてのサクサクパイに特製のカスタードクリ-ムが入っている、とってもシンプルなおやつ菓子ですが・・・
「実はこの新商品、じわじわと人気になって、今ではシュークリームよりたくさん売れているんです」
もともと時間限定で販売していたものが、人気のため終日販売になり、
「できたてで、よりおいしい状態のカスタードパイをたくさんの方へ届けたい」
と、ダブルシュークリームの終売を決断したそうです。

サイズはこんな感じ。薄い層が重なった繊細なパイ生地ですが、家に持ち帰っても綺麗なまま!
おやつ菓子のラインナップを増やして、中途半端になってしまうのは本末転倒。
さらに、カスタードパイはシュークリームよりもできたてのおいしさが長持ちするそうで(※パイ生地が水分を吸収しにくいため)、プチ・プランスがよりできたてのおいしさにこだわった末、ダブルシュークリームをやめて、カスタードパイ一本にしようと決断したそうです。
「とにかく、おいしいんです!」
とパティシエさんが自信を持ってすすめてくれたカスタードパイを、恥ずかしながら初めていただきました。

持ち帰って少し時間を置いてから食べても、サックサクでした
見た目の素朴さや色味も何だかシュークリームと似ているな、という印象ですが・・・
食べてびっくり!
パイもクリームも馴染みのあるプチの味なんですが、カスタード×パイの相性やバランスが絶妙で、おいしすぎました・・・。
クリームは一口かじると溢れてしまうほどたっぷり詰められていて、これ一つでお腹も心も大満足。
リピートするお客様が多いことにも納得です。
店頭ではこんな感じでショーケースの上に販売されていて、注文してからクリームを詰めてくれます。
カスタードパイはプチ・プランス全店で取り扱いがあり、中でもエキスポシティ店では販売開始すると30分~1時間で完売してしまうほど大人気になっているそう!
「一つひとつの商品に対して、こだわりを持って作っています」
新商品を開発するときも、これだと思えるものができるまで何度も試作を重ねて完成されるとのこと。
今回のダブルシュークリームの終売は衝撃でしたが、一方で新しいおやつ菓子の登場があり、創業から変わらず”できたてのおいしさ”を追求しているプチ・プランスのこだわりを改めて知ることができました。
最後の食べ納めはもちろん、新おやつ菓子のカスタードパイも一緒にチェックしてみてはいかがでしょうか。
茨木市内の店舗
▼茨木春日店
▼茨木舟木店
プチ・プランス様、取材のご協力ありがとうございました!